[北京 17日 ロイター] - 中国国家統計局が17日発表した統計によると、2021年の国内豚肉生産は前年比29%増の5296万トンとなり、2年前のアフリカ豚熱流行による落ち込みをほぼ取り戻した。
流行前の17年は5340万トンだった。
18年半ばのアフリカ豚熱の流行で、多くの養豚業者が廃業に追い込まれ、19年の生産は20%以上減少していた。
感染はまだ終息していないが、養豚業者は防疫対策を強化している。
昨年10─12月の生産量は、統計局のデータに基づくロイターの算出で1379万トンで、前年同期の1300万トンから増加。大規模な殺処分が行われた19年第1・四半期以来の高水準となった。