[メキシコ市 21日 ロイター] - メキシコのラミレスデラオ財務公債相は21日、北米諸国がアジアから製造業の投資を誘致し、貿易赤字を減らすことを計画していると明らかにした。
グランホルム米エネルギー長官が出席したイベントで述べた。詳細は今後数週間で明らかにする。北米の製造業の生産能力を高め、供給制約を緩和することが狙い。
ラミレスデラオ氏は、メキシコのロペスオブラドール大統領が昨年11月の北米首脳会議でこうした構想を提案したと指摘。「詳細は今後明らかにするが、生産能力をアジアから北米に戻すことが狙いだ。メキシコだけでなく、全ての北米諸国が対象だ」と述べた。