[東京 26日 ロイター] - アジア時間の原油先物は、26日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表されるのを控え、利益確定売りで下落している。ただ、ウクライナや中東を巡る緊張を受けた供給逼迫への懸念で、下げは小幅にとどまっている。
0105GMT(日本時間午前10時05分)時点で、北海ブレント先物は0.15ドル(0.2%)安の1バレル=88.05ドル。前日は2.2%上昇した。
米WTI先物は0.31ドル(0.4%)安の85.29ドル。前日は2.8%高だった。
日産証券調査部アナリストの菊川弘之氏は、FOMCを控えたポジション調整で一部修正が入ったと指摘。ウクライナや中東を巡る緊張の高まりで下値は限定的だとし、FOMC後も原油は上昇を続ける可能性が高いと述べた。