[カイロ 14日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は14日、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要な産油国で構成する「OPECプラス」に対し、目標と実績の差を埋めるよう求めた。
カイロで行われた業界イベントでの発言をエジプト国営テレビが放映した。
ビロル氏は欧州のガス市場を政治問題化することは誰の利益にもならないとも述べた。
北海ブレント先物は14日、1バレル=96ドルを上回り7年強ぶりの高値を付けた。
OPECプラスは毎月日量40万バレルずつ増産することで合意しているが、一部の国は投資不足により生産目標を達成できていない。IEAによると1月には産油量と目標とのギャップが日量90万バレルに拡大した。