[アルビル(イラク) 1日 ロイター] - イラク治安部隊によると、北部のクルド人自治区、クルディスタン地域のアルビル市で1日、石油精製施設がミサイル攻撃を受けた。攻撃で主要タンクの一つが火災を起こしたが鎮火したとしている。
施設の外部フェンスにもミサイルが着弾したが、人的被害はないという。
クルディスタン地域のテロ対策当局は1日、アルビルのKAR製油所の付近にミサイル6発が着弾したと発表。ミサイルは北部ニネベ州から発射されたとしていた。
治安部隊は、ミサイル攻撃後、ニネベ平原で発射台とミサイル4発を発見し、ミサイルは無力化したと述べた。
アルビルの製油所周辺には4月6日にもミサイル3発が撃ち込まれている。
3月にはイランがアルビルに弾道ミサイル攻撃を行った。