[ブリュッセル 7日 ロイター] - 欧州議会は7日、航空燃料に使うケロシンをより汚染度の低いエネルギー源に置き換えることを義務付ける規制を承認した。
欧州連合(EU)の欧州委員会が航空業界の気候変動に与える影響を軽減するために提案した規制で、承認されれば世界初となる。
2025年以降、ケロシンに持続可能な航空燃料を最低2%混合することを義務付け、この割合を50年には85%に高める。欧州委員会が当初提案した50年までに63%という基準よりも野心的な目標となる。
加盟国政府と欧州委員会が今後承認すれば導入されることになる。