[12日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)は12日発表した短期エネルギー見通し(STEO)で、2022年の国内天然ガス生産と需要は経済成長を背景に、いずれも過去最高に達すると予想した。
22年の乾性ガス生産は日量962億3000万立方フィート、23年は999億8000万立方フィートと、いずれも過去最高だった21年の935億5000万立方フィートを上回る見通し。
22年のガス消費は日量858億5000万立方フィートと、21年の829億8000万立方フィートから増加。23年は853億8000万立方フィートに減少する見通し。これまでの過去最高は19年の852億9000万立方フィートだった。
22年の液化天然ガス(LNG)輸出は日量108億5000万立方フィートと、21年の97億6000万立方フィートから増加。テキサス州のフリーポート液化天然ガス(LNG)輸出プラントの操業停止を受け、6月時点の予想(119億4000万立方フィート)から下方修正した。23年には126億9000万立方フィートに達すると予測した。