[プラハ 13日 ロイター] - チェコのフィアラ首相は13日、ロイターに対し、欧州連合(EU)は第7弾の対ロシア制裁を準備しているが、ロシア産ガスの輸入制限が含まれないことはすでに明らかだと語った。多くのEU加盟国がロシア産ガスに頼っており、迅速に調整できないためだという。
フィアラ首相は、最終調整中の制裁案では、ロシアからの金輸入を禁止するほか、ロシア向け輸出を禁じる軍民両用物資のリストを拡大し、制裁対象の個人を増やすと予想されていると話した
また、フィアラ首相は、欧州委員会は数日以内に制裁内容を提示する用意が整うはずで、EU各国はその直後に承認する可能性があると明らかにした。