[アンドルーズ空軍基地(米メリーランド州) 20日 ロイター] - バイデン米大統領は20日、中国の習近平国家主席と10日以内に電話協議するとの見通しを示した。
両首脳による電話会談は以前から計画されていた。実現すれば4カ月ぶり。台湾問題を巡り両国の緊張が高まり、バイデン政権が対中関税の大幅引き下げを検討する中での協議となる。
バイデン氏はペロシ下院議長が来月に台湾訪問を計画に疑念を抱いているようで、記者から質問を受けると、「現時点で訪台するのは良い考えではないと軍は認識しているようだが、現状で(訪問の計画が)どうなったかは分からない」と述べた。
ペロシ氏の事務所は、安全面の懸念を理由に、訪台計画が前進しているかどうかについてのコメントを避けた。国務省はこの計画を「仮定」と指摘している。