[20日 ロイター] - アデエモ米財務副長官は20日、ロシア産原油の国際的な価格上限が12月までに導入されることを望むと表明した。
コロラド州で開かれた「アスペン・セキュリティーフォーラム」で、欧州連合(EU)は価格上限を提案するだけでなく、12月までにロシア産原油を輸送する船舶への保険提供禁止を施行する計画だと説明。
「保険禁止措置の発効に合わせて、国際的な価格上限を設定できる態勢を整えることがわれわれの目標だ。これがエネルギー価格の抑制に寄与しつつ、ロシア産エネルギーの市場への流入を可能にする」とした。