[25日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は25日、同国とウクライナによる先週の合意の下、ウクライナの黒海の港からの穀物輸出に障壁はないと言明した。
両国は22日、国連とトルコの仲介を支えにウクライナに滞留する穀物の輸出再開に向けた合意文書に署名。しかしその翌日、ウクライナ南部オデーサ(オデッサ)の港はロシア軍のミサイル攻撃を受けた。
ラブロフ外相はオデーサの攻撃について、港の軍事インフラが標的だったとし、穀物輸出再開に向けた合意文書には、ロシアによるウクライナ軍事インフラ攻撃継続を阻止する内容は盛り込まれていないと説明した。