[26日 ロイター] - ロシア国防省は26日、国連とトルコの仲介によるウクライナからの穀物輸出再開に向けた合意に基づく調整機関がイスタンブールで作業を開始したと明らかにした。
トルコ国防省は同日、JCCの発足式典が27日に開催されると述べた。
ロシアとウクライナ、国連、トルコは先週、ウクライナに滞留している穀物の輸出再開措置で合意した。合意では、トルコのイスタンブールに共同調整センター(JCC)が設置され、海運業者との調整にあたる。
ロシア国防省によると、JCCのロシアの代表団が26日にトルコ入りする予定。「ロシアの専門家のJCCでの主な任務は、イニシアチブが実行段階に入るために必要な全ての問題を迅速に解決することだ」と述べた。