[オデッサ 31日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は31日、ロシアの軍事侵攻の影響により、今年の収穫量が例年の半分になる可能性があるとの見方を示した。
「ウクライナの今年の収穫は、半減する恐れがある」とツイッターに投稿した。
「ロシアの侵攻によって引き起こされる世界的な食料危機を防ぐことが、われわれの主要な目標だ。穀物を届ける代わりの方法を見つける」とも述べた。
世界有数の穀物供給国であるウクライナは、ロシア軍による黒海沿岸の港湾封鎖によって穀物輸出が停滞。国連とトルコの仲介で22日に署名された協定は、ウクライナ南部の3つの港から穀物を運ぶ船舶の安全な航行について定めている。