[ワシントン 3日 ロイター] - 米ホワイトハウスは3日、バイデン政権が引き続き「原油価格押し下げに注力している」と表明した。
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は3日に開催した閣僚級会合で、9月に日量10万バレルの追加増産を行うことで合意。バイデン大統領が先の中東歴訪で、サウジアラビアに対し増産を要請したにもかかわらず、比較的小幅な増産幅にとどまった。
ユーラシア・グループのマネジングディレクター、ラード・アルカディリ氏は「意味がない」ほどの小幅増産で「政治的ジェスチャーとしてはほぼ侮辱的」な増産と述べた。
比較的小規模な増産幅となったことがバイデン大統領に「侮辱的か」という記者団からの質問に対し、ホワイトハウスのジャンピエール報道官は「価格は下落しつつある」と応じた。
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