[北京 4日 ロイター] - 中国の王毅外相は4日、ペロシ米下院議長の台湾訪問について「病的で、無責任かつ非常に不合理な」行為だと批判した。中国国営の中国中央電視台(CCTV)が報じた。
同外相はカンボジアのプノンペンで開催中の東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議で、中国は危機回避に向け最大限の外交努力を行ってきたが、その中核的利益が損なわれることは決して容認しないと述べた。
中国の現行および将来の措置は、国際法と国内法に沿って、国家の主権と安全を守ることを目的として慎重に検討かつ評価された、必要で時宜にかなった防衛的対抗策だと語った。