[シンガポール 7日 ロイター] - 中国税関総署が7日発表した8月の原油輸入は4035万トン(日量約950万バレル)と前年同月比9.4%減少した。製油所の操業停止や稼働率低下が背景。
7月は日量879万バレル、2021年8月は同1049万バレルだった。
1─8月の輸入は3億3018万トン(日量約992万バレル)で、前年同期比4.7%減少。長期にわたる新型コロナウイルス抑制策で燃料需要が圧迫された。
8月の石油製品の輸出は478万トンと、7月の341万トンから増加し21年6月以来の高水準となった。政府が新たに輸出枠を発行したことが背景。
1─8月の輸出は前年比33.5%減の2982万トンだった。
8月の天然ガス輸入は885万トンで前年比15.2%減少した。1─8月では10.2%減の7105万トンだった。