[アンカラ 14日 ロイター] - トルコ政府高官は14日、エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領が16日にウズベキスタンで行う予定の会談で、アルメニアとアゼルバイジャンの情勢を巡り協議すると明らかにした。
旧ソ連構成国のアゼルバイジャンとアルメニアの間では軍事衝突が発生し、13日には両国の兵士100人近くが死亡した。
当局者は「アゼルバイジャンとアルメニア二国間の問題を解消するため、トルコはすでに接触を開始した。これ以上拡大する前に終わらせる必要がある」と述べた。
その上で「トルコは引き続きアゼルバイジャンを支持する」という立場を強調した。
エルドアン大統領とプーチン大統領の会談は、ウズベキスタンのサマルカンドで開かれる上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせ行われる。