[トビリシ 14日 ロイター] - アルメニア高官は14日夜、同じ旧ソ連構成国であるアゼルバイジャンとの間で発生した係争地ナゴルノカラバフを巡る新たな軍事衝突について、停戦合意に至ったと明らかにした。
アゼルバイジャンからは今のところ声明は出ていない。
ロシアの複数の通信社によると、アルメニア安全保障理事会のアルメン・グリゴリアン書記は国内テレビに対し、「国際社会の関与のおかげで停戦合意に達した」と述べた。
停戦合意は数時間前に発効したという。アルメニア国防省は先に、国境地帯での銃撃は停止したと発表していた。
アルメニアのパシニャン首相はこれまで、軍事衝突が今週始まって以来、同国兵が105人死亡したと議会に明らかにしている。
アゼルバイジャンは、戦闘初日に兵士50人が死亡したと発表した。