[シンガポール 16日 ロイター] - 中国国家統計局が16日発表した8月の石油精製量は前年比6.5%減の5366万トン(日量1264万バレル)で、約2年ぶり低水準だった。一部の国有精製所が操業停止したほか、独立系精製業者もマージン低下と需要低迷で生産を縮小した。
7月の精製量(日量)は1253万バレルだった。
1─8月の精製量は4億3489万トン(日量1306万バレル)で、前年比6.3%減。
中国の燃料需要は今年に入り新型コロナウイルス対策の移動規制の影響を受けている。アナリストは今年の燃料需要が20年ぶりに縮小すると予想している。
8月の原油生産量は前年比0.2%減の1694万トン(日量399万バレル)だった。1─8月の生産量は3.2%増の1億3694万トン(日量411万バレル)だった。