[サンフアン(プエルトリコ)/サントドミンゴ(ドミニカ共和国) 20日 ロイター] - 米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、ハリケーン「フィオナ」は20日、勢力を「カテゴリー3」に強め、タークス・カイコス諸島を直撃した。全域で停電が発生したが、死者は出ていないという。
今後、勢力を「カテゴリー4」に強めて北上し、23日遅くまでにはカナダの大西洋沿岸地域に上陸する可能性があり、当局は警戒を強めている。
フィオナは18日には米自治領プエルトリコに上陸、4人が死亡した。20日時点でまだ約80%の地域で停電している。
プエルトリコでは2017年、大型ハリケーン「マリア」の襲来で約3000人が死亡。現在も復旧活動が続いている。