[ブリュッセル 23日 ロイター] - 欧州連合(EU)が提案しているエネルギー企業の超過利潤に対する課税をめぐり、加盟国は独自の措置を続けることを容認するよう求めている。
EUは30日にエネルギー担当の臨時閣僚理事会を開き、超過利潤課税に関するEU欧州委員会の提案を協議する。ロイターが23日に確認した議長国チェコの草案によると、超過利潤課税について既に「同等の」措置を取っている加盟国に対しては、EUの提案を適用する必要はないとしている。
加盟27カ国では、イタリアなどが既に超過利潤課税を導入している。
また、EU案では超過利潤課税の税率を33%としているが、草案は各国がこれに上乗せすることも可能としている。