💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

ロシア、来月OPECプラス会合で100万バレル減産提案か=関係者

発行済 2022-09-28 08:20
更新済 2022-09-28 08:28
© Reuters.  石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国でつくる「OPECプラス」が10月5日に開く閣僚級会合で、ロシアが日量100万バレル前後の減産を提案する公算が大きい。2016年

[27日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国でつくる「OPECプラス」が10月5日に開く閣僚級会合で、ロシアが日量100万バレル前後の減産を提案する公算が大きい。ロシアの考えに詳しい関係者が27日、明らかにした。

原油価格は下落傾向にあるため、OPECプラスのもう一方の有力メンバーであるサウジアラビアも減産は可能と表明できる情勢になっている。

ただ4人のOPECプラス筋は、閣僚間でまだ次回会合に向けた話し合いは始まっていないと述べた。

© Reuters.  石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国でつくる「OPECプラス」が10月5日に開く閣僚級会合で、ロシアが日量100万バレル前後の減産を提案する公算が大きい。2016年9月、アルジェリアの首都アルジェで撮影(2022年 ロイター/Ramzi Boudina)

OPECプラスは、これまで米国など主要消費国からの増産要求に応じていない。それでも原油価格は、世界経済の先行き懸念やドル高を受け、今月になって急速に下げ足を速めている。

JPモルガンは今月、OPECプラスは最大で日量100万バレルの減産を実施する形で市場に介入する必要があるのではないかとの見方を示した。UBSのアナリストチームも「OPECプラスによる減産だけが、短期的な(価格が)下がる流れを止められる」と話す。

とはいえOPECプラスの多くの産油国は、制裁や過少投資が響いて生産目標水準を達成できていない点から、減産に合意しても効果は限られそうだ。8月のOPECプラス全体の生産量も目標を日量358万バレル下回った。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます