[28日 ロイター] - ロシア外務省は28日、ロシア編入の意思を示したウクライナ4地域の希望に応えるために迅速に行動を起こすと表明した。
外務省は「ロシアへの編入の意思を表明した(4地域の)住民の願いをかなえる」ために、近い将来に重要な段階に入るとの見解を示した。
ロシアがウクライナ占拠地域に設置した当局は27日、ウクライナ東南部4州の親ロシア派支配地域で実施されているロシアへの編入を問う「住民投票」で、圧倒的多数が編入に賛成したとの集計結果を発表した。
投票は東部ドネツク州とルガンスク州、南部へルソン州とザポロジエ州の一部地域で23日から実施。タス通信によると、ザポロジエ州の親ロ派支配地域のトップ、エフゲニー・バリツキー氏はこの日、プーチン大統領に対し、同地域をロシアに編入するよう訴えた。