[29日 ロイター] - 米ニューヨーク(NY)州のホークル知事は29日、2035年までに州内で販売される全ての新車を電気自動車(EV)かプラグインハイブリッド車にすることを義務付けるカリフォルニア州の規制を採用すると表明した。
声明文で、8月に承認されたカリフォルニア州計画の採用を規制として提案・策定するよう州環境当局に指示したと明らかにした。同計画は26年から段階的にゼロエミッション車の販売比率を高め、35年までにガソリンのみで駆動する新車の販売を禁止する内容。当局は規制をまとめる前に公聴会を開催する。
カリフォルニア州が35年規制を導入するには米環境保護庁から免除措置を受ける必要がある。
バイデン大統領は30年までに新車販売全体の50%をEVまたはプラグインハイブリッド車にするよう求めているが、ガソリン車禁止の時期は認めていない。