[ロンドン 4日 ロイター] - 米石油大手エクソンモービルは、ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」からの撤退に向け協業相手と協議を続けている。上流部門の責任者、リアム・マロン氏が4日、明らかにした。
エクソンはサハリン1の開発主体で、30%の権益を保有。マロン氏によると、西側諸国の対ロシア制裁により生産はほぼ停止状態となっている。
「われわれは撤退計画を進展させるためにロシア連邦やパートナー企業と懸命な調整を続けている」と述べ、「集中的」な協議が行われているとした。ロンドンのエネルギー関連イベントで語った。