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原油先物続伸、OPECプラス大幅減産受け

発行済 2022-10-06 10:38
更新済 2022-10-06 10:45
© Reuters.  原油先物はアジア時間6日序盤の取引で続伸。「OPECプラス」が、11月から日量200万バレルの減産を実施する方針で合意したことが相場を支援した。写真はブラジルのガソリン

[6日 ロイター] - 原油先物はアジア時間6日序盤の取引で続伸。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が、11月から日量200万バレルの減産を実施する方針で合意したことが相場を支援した。

北海ブレント先物は0027GMT(日本時間午前9時27分)時点で0.46ドル(0.5%)高の1バレル=93.83ドル。米WTI先物は0.45ドル(0.5%)高の88.21ドル。

OPECを主導するサウジアラビアは世界の供給量の約2%に相当する減産を決めたことについて、西側諸国の金利上昇や世界経済の悪化に対応したと説明した。

© Reuters.  原油先物はアジア時間6日序盤の取引で続伸。「OPECプラス」が、11月から日量200万バレルの減産を実施する方針で合意したことが相場を支援した。写真はブラジルのガソリンスタンドで2016年11月撮影(2022年 ロイター/Paulo Whitaker)

バイデン米政権は「短絡的」な決定だと批判した。

これとは別に、ロシアのノバク副首相は5日、主要7カ国(G7)が合意したロシア産石油への価格上限設定を巡り、その影響を相殺するためロシアが原油生産を削減する可能性があると述べた。

先週の米石油在庫の取り崩しも原油相場を支えた。米エネルギー情報局(EIA)の週報によると、9月30日までの週に原油在庫は140万バレル減少した。

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