[ロンドン 13日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は13日公表した月報で、9月のロシアの石油輸出が4%近く減少したことを明らかにした。欧州連合(EU)の制裁発動を年末に控え、EU向けの輸出が急減した。
9月のロシアの石油輸出は日量23万バレル減の日量750万バレル。
原油輸出は日量26万バレル減の日量480万バレルと、最近のピークだった4月の日量550万バレルを下回った。軽油、ガソリンなど石油製品の輸出は日量3万バレル増加した。
EUへの輸出は日量39万バレル減の日量260万バレル。原油輸出は日量160万バレルに減少した。
EU向けの輸出は全体の35%と、年初の50%から低下した。