[ブエノスアイレス 18日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は18日、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原子力発電所周辺に非武装地帯を設けるための交渉が行われる中、「近く」ウクライナを再び訪問することに期待を示した。
同原発はここ数週間、砲撃により停電が発生しており、グロッシ氏はロシアとウクライナの仲介役として、原発の安全・保護区域設定に向け取り組んでいる。
同氏はロイターに対し「私はウクライナとロシアに戻る可能性がある。それは実際にわれわれが原則合意したことだ。現時点で保護区域の確立を目指して協議を続けている」と語った。
「これは双方から回答や反応を得るやり取りを意味している」とし、「ある時点、おそらく非常に近いうちに戻る必要があるだろう」と述べた。
ロシアがウクライナで核兵器を使用する可能性については排除できないが「差し迫ってはいない」との認識を示した。
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