[マドリッド/ブリュッセル 20日 ロイター] - フランス、スペイン、ポルトガルは20日、バルセロナ・マルセイユ間に水素とガスを輸送する海上パイプラインを建設すると発表した。
ポルトガルのコスタ首相は、合意されたパイプラインは主に水素やその他の再生可能ガスを輸送するが、欧州のエネルギー危機緩和に向け一時的に「限られた量の」天然ガスの輸送も可能とした。
スペインのサンチェス首相は記者団に対し、このパイプラインは「プーチン大統領の脅迫に直面する中で、欧州のパートナー国からの連帯を求める声に応えたもの」とした。
フランスのマクロン大統領は「欧州が結束し続けることが不可欠」とした。
3カ国首脳は12月9日にスペインで再び会合を開き、建設スケジュールや資金調達方法を決定するという。