[21日 ロイター] - アジア時間の原油先物はほぼ横ばい。インフレを巡る懸念が重しとなる一方、中国のエネルギー需要が上向くとの楽観的な見方が下支えになっている。
0002GMT(日本時間午前9時02分)時点で、北海ブレント先物は0.05ドル安の1バレル=92.33ドル。米WTI原油先物は0.07ドル高の84.58ドル。
週間では北海ブレント先物は0.7%高で推移。WTIは1.3%下落する見通しとなっている。
米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は20日、インフレに対応するために米連邦準備理事会(FRB)は積極的に景気を減速させようとしているとし「利上げは当面継続される」と述べた。
一方、中国当局は新型コロナウイルス防疫対策として定める入国者の隔離期間を10日間から7日間に短縮することを討議していると、ブルームバーグ・ニュースが事情に詳しい筋の話として伝えた。