[21日 ロイター] - 米油田開発サービス大手シュルンベルジェが21日発表した第3・四半期決算は、純利益が9億0700万ドル(1株当たり0.63ドル)と、前年同期の5億5000万ドル(同0.39ドル)から増加し、四半期利益として2015年以来の最高を記録した。油田掘削と設備販売が堅調だったためで、リフィニティブIBESがまとめたアナリスト予想平均の1株当たり0.55ドルも上回った。
総売上高は28%増の74億8000万ドルで、予想平均の71億ドルを上回った。このうち国際事業の売上高は58億8000万ドルだった。
原油価格が約8年ぶりの高値近辺で推移しているため石油・ガス企業は生産を増やしており、シュルンベルジェの設備、サービス、技術に対する需要が増えている。