[パリ 23日 ロイター] - ローマ教皇への謁見などでイタリアを訪問中のフランスのマクロン大統領は23日、就任式を前日に終え、この日に任期が始まったばかりのイタリアのメローニ新首相とローマで非公式ながら初会談した。
マクロン氏は会談後にツイッターにイタリア語で、両国が「対話と大志を持って」強調し続けていく必要があると投稿した。
イタリア首相府の声明によると、両者は現在の欧州の問題について話し合い、エネルギー高騰への迅速で広範な解決策やウクライナ支援の必要や、移民流入などが議題になった。
欧州連合(EU)欧州委員会首脳は22日にメローニ氏へ就任の祝意を伝えている。メローニ政権は第2次世界大戦後のイタリアで最も右派色が強いが、同氏は選挙戦では以前に打ち出していた反EU主義の色を消している。