[国連 3日 ロイター] - 外交筋によると、米国が、北朝鮮のミサイル発射を巡り4日に国連安全保障理事会の公式会合を開催するよう要請した。
この要請は他の理事国であるイギリス、フランス、アルバニア、アイルランド、ノルウェーの支持を得たという。
韓国軍は現地時間3日夜、北朝鮮が新たに短距離弾道ミサイル3発を東岸沖へ発射したと発表した。同日午前には大陸間弾道弾(ICBM)の可能性があるミサイルを含め3発を発射。米韓が合同軍事演習を続ける中、北朝鮮は反発する姿勢を一段と強めている。
ただ安保理内ではこのところ、北朝鮮への対処を巡り意見が割れている。5月には、米が主導した対北朝鮮制裁を強化する決議案に対し中国とロシアが拒否権を発動した。