[ワシントン 3日 ロイター] - 米エネルギー省は3日、戦略石油備蓄(SPR)から1500万バレルを石油企業6社に売却したと発表した。バイデン大統領は3月、最大規模となる1億8000万バレルの放出を発表したが、今回で備蓄放出が完了したことになる。
売却先はフィリップス66、マラソン・ペトロリアム・サプライ・アンド・トレーディング、シェル・トレーディングなど。受渡日は12月1─31日。
米財務省は1億8000万バレルの放出で、ガソリン価格は放出しなかった場合と比べ、1ガロン当たり最大で約0.40ドル下がるとの試算を示している。