💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

ロシアの22─23年小麦輸出量予想、4390万トンに引き上げ=調査会社

発行済 2022-12-08 01:43
更新済 2022-12-08 01:45
© Reuters. ロシアに特化した農業市場調査会社ソベコンは、ロシアの2022年7月─23年6月の年度に小麦輸出量が4390万トンとなるとの見通しを示し、従来予想から引き上げた。2016年

[モスクワ 7日 ロイター] - ロシアに特化した農業市場調査会社ソベコンは7日、ロシアの2022年7月─23年6月の年度に小麦輸出量が4390万トンとなるとの見通しを示し、従来予想4370万トンから引き上げた。現在の出荷が好調なためとした。

ロシアは世界最大の小麦輸出国。供給量は主要な黒海ルートの天候に左右されるが、今年12月には過去最高水準に近づくと見込まれている。

ソベコンは「現在の輸出の急拡大は、ロシア産小麦が競争力を取り戻し始めた10月序盤以来の販売量の拡大に基づいている」と指摘した。

© Reuters. ロシアに特化した農業市場調査会社ソベコンは、ロシアの2022年7月─23年6月の年度に小麦輸出量が4390万トンとなるとの見通しを示し、従来予想から引き上げた。2016年、ロシアのスタヴロポリで撮影(2022年 ロイター/Eduard Korniyenko/File Photo)

22年10─12月期の小麦輸出量は1270万トンとなり、前年同期より33%増えると予想している。

ただ、米シカゴとパリでの最近の小麦価格の下落やウクライナ産との競合、黒海の悪天候、ロシア国内での河川航行の冬季停止、鉄道輸送のための貨車の不足が響き、ロシアの輸出は12月終盤から23年初めにかけて減速するとの見方を示している。

一方、欧州連合(EU)からの供給量減少や、ロシア通貨ルーブルが対ドルで弱くなる可能性が、年度後半にロシア産小麦輸出を支えるとも言及した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます