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「キーストーン」原油送管、流出原因まだ不明 再開時期も未定

発行済 2022-12-12 10:56
更新済 2022-12-12 11:01
© Reuters. カナダのTCエナジーは11日、米国で先週発生した「キーストーン」原油パイプラインの流出問題について、原因をまだ特定できていないと表明した。写真は、米カンザス州ワシントン市

[11日 ロイター] - カナダのTCエナジーは11日、米国で先週発生した「キーストーン」原油パイプラインの流出問題について、原因をまだ特定できていないと表明した。パイプラインの稼働再開時期も示さなかった。

© Reuters. カナダのTCエナジーは11日、米国で先週発生した「キーストーン」原油パイプラインの流出問題について、原因をまだ特定できていないと表明した。写真は、米カンザス州ワシントン市の東隣で同パイプラインが国道36号線と交差する付近の様子。2022年12月8日に撮影。(2022年 ロイター/taken from social media. Fred Knapp/Nebraska Public Media News via REUTERS)

1万4000バレル以上の原油がカンザス州の小川に流出。過去10年近くで最大級となる米国での原油流出となったことを受け、TCはパイプラインを停止した。

同社は、第三者の環境専門家を含む250人以上が流出問題に取り組んでいるとし、現時点では人々の健康に悪影響を及ぼす兆候はないと説明した。

同パイプラインはカナダのアルバータ州から米中西部とメキシコ湾岸の精製施設に原油を輸送する重要なルートで、輸送量は日量62万2000バレル。

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