[パリ 13日 ロイター] - ロシアによるエネルギーインフラなどへの攻撃を受け、ウクライナ向けの越冬緊急支援を協議する会合が13日開催され、約70カ国・機関が10億ユーロ(約10億5000万ドル)を超える緊急支援を確約した。
この会合はフランスが主催した。コロンナ仏外相によると、支援金はエネルギー部門向け約4億1500万ユーロのほか、医療や食料などの支援に振り向けられる。
また同相は、カタールやカンボジアなど西欧以外の国が参加したことはウクライナへの支援の広がりを示しているとした。
ウクライナのシュミハリ首相はパリで記者団に対し「これは世界がウクライナを支援していることを示す強力なシグナルだ」と述べ、謝意を表明した。
この会議は、マクロン仏大統領にとってウクライナとの連帯を表明する機会にもなった。マクロン氏は、ウクライナ向け軍事支援の規模やロシアのプーチン大統領と対話を維持する必要があるとの発言について、一部の欧州同盟国やウクライナ政府から批判を受けている。
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