[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約2%下落した。ドル高や主要中銀の追加利上げを背景に燃料需要見通しを巡る懸念が強まった。
清算値は、北海ブレント先物が4日ぶりに反落し、1.49ドル(1.8%)安の1バレル=81.21ドル。米WTI先物は1.17ドル(1.5%)安の76.11ドル。
OANDAのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「中銀が再び強力な引き締めを実施した後、世界的なリセッション(景気後退)リスクが高まり、原油価格は下げに転じた。リスク回避が広がり、原油の最近の上昇が一服した」と述べた。