💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

訂正-原油先物は反発、年間で小幅上昇へ

発行済 2022-12-30 12:09
更新済 2022-12-30 12:54
© Reuters.  アジア時間30日の原油先物は反発。年間でも小幅高となり、2年連続の上昇を記録する見通し。ロシア・ナホトカで8月撮影(2022年 ロイター/Tatiana Meel)

(英文の訂正により、第3段落の「第2・四半期」を「3月」に訂正します。)

[シンガポール 30日 ロイター] - アジア時間30日の原油先物は反発。年間でも小幅高となり、2年連続の上昇を記録する見通し。今年はロシアのウクライナ侵攻を受けた供給逼迫やドル高、中国の需要低迷で相場が大きく揺れた。

北海ブレント先物は0138GMT(日本時間午前10時38分)時点で0.44ドル(0.5%)高の1バレル=83.90ドル。米WTI先物は0.48ドル(0.6%)高の78.88ドル。

北海ブレントは年間で5.76%高の水準で、2021年の50.2%高に続く上昇。ロシアのウクライナ侵攻開始を受けて3月(訂正)に急騰し、2008年以来の高値となる139.13ドルのピークを付けた。

WTIは年間で4.5%高となっており、21年の55%高に続く上昇。

© Reuters.  アジア時間30日の原油先物は反発。年間でも小幅高となり、2年連続の上昇を記録する見通し。ロシア・ナホトカで8月撮影(2022年 ロイター/Tatiana Meel)

INGのアナリスト、エバ・マンタイ氏は「今年のコモディティー市場は供給リスクがボラティリティーの高まりと価格高を招いた異例の一年だった」と指摘。「来年も不透明感が強くボラティリティーがかなり高いだろう」と予想した。

年前半の相場上昇は下期に急速に勢いを失った。世界の主要中央銀行がインフレ抑制のために利上げを進め、米ドルが値上がりし、ドル建てのコモディティーがドル以外の通貨保有者にとって割高になった。

コンサル会社JTDエナジーサービシズのディレクター、ジョン・ドリスコル氏は「このところの渡航制限の緩和は原油需要を押し上げると期待されていたが、中国の新型コロナウイルス感染者の急増は世界に流行が広がる可能性について重大な懸念を生じさせた」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます