[10日 ロイター] - アジア時間10日の原油先物はほぼ横ばいで推移。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ政策の先行きを見極めたいとして、様子見ムードが強い。
0115GMT(日本時間午前10時15分)までに北海ブレント先物は3月物が0.16ドル安の1バレル=79.49ドル。米WTI先物は0.05ドル安の74.58ドル。
ブレント、WTIともに9日は1%超上昇。中国が週末に新型コロナウイルス感染対策の入国時の隔離義務を撤廃したことを受けた。
FRBの当局者は9日、次回の政策会合で利上げ幅を0.25%に縮小すべきか決定するに当たり、12日発表の12月消費者物価指数(CPI)が参考になるとの見解を示した。
パウエルFRB議長は10日、スウェーデン中銀主催の中銀の独立性に関する討論会に出席する予定で、FRBの今後の政策について手掛かりとなる発言をするかが注目されている。