[ニューヨーク 11日 ロイター] - 11日の取引で原油先物が3%超上昇し、1週間ぶりの高値を付けた。米週間石油統計で原油在庫が予想外の大幅増となったものの、世界景気見通し改善への期待が相場を押し上げた。西側諸国によるロシア産原油への制裁の影響を巡る懸念もくすぶっている。
清算値は、北海ブレント先物が2.57ドル(3.2%)高の1バレル=82.67ドル。米WTI先物も2.29ドル(3.1%)高の77.41ドル。清算値としてはいずれも昨年12月30日以来の高値を付けた。
WTIは昨年10月以来の5営業日続伸、北海ブレントは12月以来の3営業日続伸となった。