[モスクワ 16日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は16日に電話会談した。ウクライナ情勢に関する意見交換を行い、ロシアとウクライナの捕虜交換について協議したほか、トルコでのガスのハブ施設建設や黒海からの穀物輸出について話し合った。ロシア大統領府(クレムリン)が発表した。
クレムリンによると、プーチン大統領は、西側の軍事支援拡大を受け敵対行為を激化させているウクライナ政府の破壊的な路線に警鐘を鳴らしたほか、両首脳は黒海の港からのウクライナ産穀物輸出やロシアからの肥料や食料の輸出を再開する方策について協議した。
さらに「優先課題には、ロシアの天然ガス供給やトルコでのハブ建設など、エネルギー分野での協力が含まれる」とした。