[東京 18日 ロイター] - アジア時間の原油先物は上昇。ゼロコロナ政策からの転換が中国の燃料需要を押し上げるとの見方が強まった。
0151GMT(日本時間午前10時51分)時点で北海ブレント先物は0.52ドル(0.6%)高の1バレル=86.44ドル。前日の海外市場での1.7%高から続伸している。
米WTI先物は0.55ドル(0.7%)高の80.73ドル。海外市場では0.4%の上昇だった。
17日発表された中国の2022年第4・四半期の国内総生産(GDP)成長率は、減速しながらも市場予想を上回った。
石油輸出国機構(OPEC)は月報で、中国の石油需要が新型コロナウイルス規制の緩和によって回復し、世界需要の増加をけん引すると予想。23年の中国石油需要の増加幅が日量51万バレルになると予想している。22年はコロナ規制の影響で数年ぶりに減少した。