[19日 ロイター] - 共同石油統計イニシアチブ(JODI)が19日公表したデータによると、11月のサウジアラビアの原油輸出量は前月比6.3%減の日量728万バレルと、5カ月ぶりの低水準だった。
減少は過去6カ月で初めて。
原油生産量も日量1047万バレルと、前月の1096万バレルから減少。
国内の原油精製量は1万9000バレル減の日量266万バレルだった。発電への使用(原油生だき)は4万9000バレル増の日量42万9000バレル。
サウジなど石油輸出国機構(OPEC)加盟国は、月間の輸出量をJODIに報告し、JODIがウェブサイトでデータを公表している。
データによると、11月の中国石油需要は前月比100万バレル近く増えて日量1541万バレルと、2月以来の高水準となった。