[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米国時間の原油先物は1%超上昇した。石油輸入国トップの中国が経済活動を再開し世界的な需要が強まるとの見方に加え、米経済指標が堅調だったことを受けた。
清算値は、北海ブレント先物が1.35ドル(1.6%)高の1バレル=87.47ドル。米WTI先物は0.86ドル(1.1%)高の81.01ドル。
米商務省が26日発表した2022年第4・四半期の実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比2.9%増と、伸びは市場予想の2.6%を上回った。堅調な個人消費を追い風に底堅い成長を維持した。しかし、金利上昇が需要を圧迫する中、成長の勢いは年末に向けて著しく失速したもよう。