[1日 ロイター] - 米国時間の原油先物は3ドルを超える下げとなった。米エネルギー情報局(EIA)が発表したデータで、原油、ガソリン、留出油の在庫が大幅に増加したほか、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が現行の政策を維持する方針を発表したことを受けた。
清算値は、北海ブレント先物が2.62ドル(3.1%)安の1バレル=82.84ドル。米WTI先物は2.46ドル(3.1%)安の76.41ドル。
EIAの発表によると、需要低迷が続く中、米国の原油および燃料の在庫は先週増加し、2021年6月以来の高水準となった。
また、OPECプラスは1日、オンライン形式で開催した合同閣僚監視委員会(JMMC)で、石油生産に関する現行の政策を維持する方針を確認した。