[モスクワ 1日 ロイター] - ロシアのノバク副首相は1日、西側諸国の制裁や価格上限の設定にもかかわらず、国内の石油生産・輸出を巡る状況は安定していると述べた。
生産量や輸出量の詳細は明らかにしなかった。
同相は、石油輸出国機構(OPEC)プラスのオンライン会合後にロシア24テレビに対し「まず国内企業によって、新たなサプライチェーン・市場・輸送の模索に必要な措置が全て講じられた」と発言。
「具体的な点は明らかにしない。今の状況では重い守秘義務が必要とされるためだ」と述べた。
現在の原油価格の水準は容認可能で、中国が新型コロナウイルス禍から回復しており、需要が改善する可能性があるとの見方も示した。