[ベンガルール 14日 ロイター] - 14日の原油先物は1%下落した。供給拡大を巡る懸念が重しとなった。また、市場筋によると、米石油協会(API)の週間在庫統計で原油と留出油の在庫が大幅に増加。これを受けて原油価格は引け後の時間外取引で下げ幅を拡大した。
1805GMT(日本時間15日午前3時05分)時点で、北海ブレント先物4月限は1.03ドル(1.2%)安の1バレル=85.58ドル。米WTI原油先物3月限は1.08ドル(1.4%)安の79.06ドル。
WTIは時間外取引でさらに0.22ドル下落し、78.84ドルを付けた。ブレントは0.32ドル安の85.26ドル。
市場筋によると、APIの統計では2月10日までの週に原油在庫は105万バレル増加した。
また、バイデン米政権は13日、戦略石油備蓄(SPR)のうち2600万バレルを新たに売却すると発表した。