[オスロ 16日 ロイター] - ノルウェーの石油・ガス企業は、昨年末に2023年の投資計画を大幅に引き上げたことが16日公表の統計局(SSB)調査で明らかになった。
今年の投資計画は1878億ノルウェークローネで、11月時点の1497億クローネから引き上げられた。来年は1786億クローネ。
政府の一時的な税制優遇措置の期限が22年末だったことから、新規プロジェクトの前倒しが相次いだ。
この中には投資総額100億ドル超となるアケルBPのユグドラシル開発プロジェクトも含まれる。
新規海底油田への投資は、企業が開発・運用計画(PDO)を当局に提出した場合のみ調査に含まれる。
これらのプロジェクトは、政府と多くの場合は議会の正式承認を得る必要があるが、計画に影響することはない見通し。