[ウィーン 19日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は19日、イランがウランの濃縮度を高めたことを同機関が検知したとブルームバーグ・ニュースが報じたことを受け、イランと検証結果について協議していると明らかにした。
ブルームバーグは19日、外交官2人の話としてイランがウランの濃縮度を84%に高めたと報じた。IAEAは、イランが意図的に濃縮度を高めたのか、それとも遠心分離機をつなぐパイプのネットワーク内で意図せずに起きた事象なのかを判断する必要があるとしている。
IAEAはツイッターへの投稿で「イランのウラン濃縮度に関する最近の報道を認識している」とし、「今回の検証結果についてイランと協議しており、必要に応じて理事会に報告する」とした。